カリヨン子どもの家は、さまざまな事情により、生きていく上で困難を抱えた子どもたちが緊急避難できる施設で、日本で初めてできたシェルターです。
DVのなかで育つ子どもたちは、家庭が安全基地でなく、暴力や虐待から逃れるために行き場を失うこと、いきづらさやさまざまな困難を抱えて、どうしようもなく孤独にたたずんでいます。

そんな子どもたちを受け入れてくれる子どもシェルターの存在はあまり知られていません。スェーデンにはこのような子どもサポートハウスがあちこちにつくられ、親から逃れてきた子どもたちを安全にケアできる場として機能しているといいます。

カリヨンの日本での実績は光です。わたしたちはこの活動に敬意を表するとともに、街で大人たちの誘惑にさらされながら漂流している、多くの少年、少女たちに思いを馳せ、できることをやっていきたいと思います。

カリヨン理事長　坪井節子さんのインタビュー
傷ついた子どもに寄り添う―カリヨン子どもセンターの活動―
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/30/jyoho30_tokushu2.htm